お知らせ

『上田市文化財保存活用地域計画』の文化庁認定

当社が作成に関わった長野県上田市の「上田市文化財保存活用地域計画」が、令和4年7月に文化庁の認定を受けました。文化財の保存活用を、様々な人や組織と協働し推進するための、上田市の文化財保護行政の指針となる計画です。

上田市は、奈良時代に信濃国分寺・国分尼寺が建立され、鎌倉時代には塩田平に数多くの寺院が作られます。戦国時代には真田氏が上田城を築くとともに城下町が形成され、政治・文化の中心地として栄え、現代に至っています。各時代の出来事や、当時の暮らしを伝える様々な文化財が集積していますが、過疎化や人口減少により、所有者を主体とする文化財の管理は難しくなりつつあります。
そこで、文化財の保存活用を実効性高く進めることを目指すなかで、上田市では既存の住民自治組織による歴史学習や、文化財に関わる活動があることに着目しました。
基本目標を「上田の歴史文化を未来へつむぐ 誇りある地域づくり」とし、地域住民の発意による文化財に関連する諸活動を促し、保存と活用が推進されるよう方向性を示しています。

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【上田市HP】https://www.city.ueda.nagano.jp/soshiki/shogaku/56183.html